アドビ、1分3ドルで動画コンテンツ買い取り開始！AIモデル構築のための素材募集

アドビストックなどでフォトグラファー、クリエーターなどのコンテンツをうまく収益化させていましたが今度が動画コンテンツの買取で他社動画AIとの差別化を打ち出してきました。

Adobeが、AIモデルの構築に向けて動画コンテンツの買い取りを開始しました。買い取り価格は1分あたり約3ドルで、クリエイターは自身の作品を投稿することで報酬を得ることができます。

この取り組みの目的は、文章から動画を生成するAIの開発に必要な素材を集めることです。Adobeはこれまで、テキストから画像を生成するAIの開発に注力しており、すでに数多くのクリエイティブツールに搭載しています。しかし、動画生成AIの開発には、より多くの学習データが必要となります。

今回買い取られる動画は、日常的な動作や感情表現を含むものが対象となります。具体的には、以下のような動画が求められています。

• 歩行などの日常的な動作
• 喜び、怒りなどの感情を表現する人々の様子
• 人体のシンプルな画像
• モノとの関わりを収めた映像

著作権を持つ素材や不快な内容の動画は投稿できませんので、ご注意ください。

動画の投稿方法は、AdobeのStock Contributorポータルから行うことができます。投稿された動画は、Adobeの審査を経て、買い取りの可否が決定されます。買い取りが決定された動画は、AdobeのAIモデルの学習に使用されます。

この取り組みは、クリエイターにとって新たな収入源となる可能性があります。また、AI技術の発展にも貢献するものです。

以下、この取り組みの詳細についてまとめました。

対象となる動画

• 日常的な動作や感情表現を含む動画
• 具体的には、歩行、喜び、怒りなどの様子
• 人体のシンプルな画像
• モノとの関わりを収めた映像

投稿方法

• Adobe Stock Contributorポータルから投稿

買い取り価格

• 1分あたり約3ドル
• 最高で7.25ドル程度になる可能性も

審査

• 投稿された動画は、Adobeの審査を経て、買い取りの可否が決定

利用目的

• AdobeのAIモデルの学習