
【Adobe終了!?】Canva最強アプデ「Affinity by Canva」爆誕!プロ級デザインが無料で手に入る時代の到来
デザインツールの世界に激震が走っています。あの人気デザインプラットフォーム「Canva」から、プロ向けデザインソフト「Affinity」が連携し、「Affinity by Canva」として無料提供が開始されました [00:00:05]。この動きは、長らくプロデザインソフトの王者として君臨してきたAdobe製品からCanvaへの乗り換えを強力に後押しするものとして注目を集めています。
本記事では、動画の内容に基づき、Affinity by Canvaの全貌と、それがデザイン業界にもたらす衝撃、そしてAdobe製品との違いや使い分けを徹底解説します。
Affinity by Canvaとは?3つのプロツールが1つに統合
Affinityは、元々イギリスのSerif社が開発していた、プロ向けの買い切り型デザインソフトです [01:00:00]。2024年3月にCanvaがSerif社を買収したことで(イコールAffinityを買収)、約1年半の連携準備期間を経て、無料の「Affinity by Canva」として生まれ変わりました [02:04:00]。
Affinity by Canvaの最大の特徴は、従来別々のアプリとして提供されていた以下の3つの主要機能を、1つのアプリに統合した点です [02:34:00]。
| 旧Affinityアプリ名 | 機能概要 | Adobe製品での相当 |
|---|---|---|
| Designer (ベクトル) | ロゴや図形などのベクター編集 | Illustrator [01:16:00] |
| Photo (ピクセル) | 写真補正、レタッチなどの画像編集 | Photoshop [01:28:00] |
| Publisher (レイアウト) | チラシ・冊子などのレイアウト制作 | InDesign [01:32:00] |
この統合により、ユーザーは1つのアプリ内でベクター、ピクセル、レイアウトの作業をシームレスに行えるようになり、プロ品質の制作に誰でも簡単にアクセスできるようになりました [02:39:00]。
驚愕の料金体系!Canva ProユーザーはAI機能も使い放題
Affinity by Canvaは基本的に無料で使用することができます [03:24:00]。しかし、デザイン業界に衝撃を与えたのは、その有料プランの提供方法です。
Affinity内の高度なAI機能(生成塗りつぶし、画像ベクター生成など)は有料プラン(Affinity + Canvaプレミアムプラン)でのみ使用可能ですが、なんとCanva Proに登録しているユーザーは、このAffinityの有料AI機能も追加料金なしで使用できるのです [03:53:00]。
Canva Proの料金は月額1,180円(年間契約の場合) [04:10:00]。この価格で、通常のCanvaの全機能に加え、プロ仕様のAffinityの有料AI機能まで利用できるというのは、デザインツールとして破格のコストパフォーマンスを誇ります [04:16:00]。
Adobe製品との決定的な違いと使い分け
Affinity by Canvaの登場は、高機能で高価なAdobe製品からの乗り換えを加速させると予想されています [04:45:00]。両者を比較し、それぞれの強みと使い分けを見ていきましょう。
1. アプリ構成と動作性 [06:33:00]
- Affinity by Canva: 3つの機能(ベクター、ピクセル、レイアウト)を1つのアプリで完結。動作が軽く、データ連携がスムーズ [07:12:00]。
- Adobe Creative Cloud: 機能ごとに複数のアプリ(Illustrator、Photoshopなど)をそれぞれダウンロードして使用。
2. コスト [07:40:00]
- Affinity by Canva: 基本無料。AI機能を含む有料プランもCanva Proの料金(月額1,180円程度)に含まれる [07:46:00]。
- Adobe Creative Cloud: プロプランは月額15,000円程度と高価 [07:51:00]。
3. デザイン制作における使い分け [08:11:00]
| 用途 | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| SNS投稿、バナー、プレゼン資料 | Canva | 豊富なテンプレートで短時間で制作可能 [08:21:00]。チームでの共同作業に強い [09:49:00]。 |
| ロゴ、プロダクト、詳細な調整 | Affinity / Adobe | 細部の調整(文字組、パスなど)や、紙物制作、写真補正に優れる [08:34:00]。 |
| 印刷会社への入稿 | Adobe | 現状、印刷現場でのデータ互換性や入稿対応はAdobeが最も強い [09:11:00]。ただし、今後はAffinityでの対応も増加と予想される [09:36:00]。 |
Affinity by Canvaは、Canvaでは難しかった「細かなデザイン」や「写真の色味調整」といったプロレベルの編集を可能にすることで、Canvaの弱点を完全に補完する立ち位置となります [02:14:00], [10:32:00]。
アプリの画面とデザイン連携
Affinityの編集画面では、画面上部のボタンで「ベクター」「ピクセル」「レイアウト」の3つのモードを切り替えることができ、まるでIllustrator、Photoshop、InDesignを同時に操作しているかのような感覚で作業が進められます [16:37:00]。
また、Affinityで制作したデザインは、メニューの「ファイル」から「エクスポート」を選び、「Canvaデザイン」として簡単にCanvaにアップロードすることができます [20:38:00]。これにより、Affinityで細かく作り込んだデザインをCanvaに持ち込み、Canvaの強みである共有・同時編集でチームに展開するといった、両ツールの長所を活かした連携作業が可能になります [21:19:00], [09:55:00]。
今後の展望
Affinity by Canvaの無料化は、AdobeユーザーをCanvaエコシステムに取り込むための強力な戦略と見られています [11:12:00]。今後は、Canvaでスピーディに制作し、より高い精度が必要な場面でAffinityを併用するという、制作レベルに応じた段階的な使い分けがより一般的になるでしょう [11:24:00]。
このツールを使えば、今まで費用や操作の難しさからプロツールを諦めていた方でも、手軽にプロ品質のデザインに挑戦できるようになります。まずは無料でダウンロードし、その高機能ぶりを体感してみてはいかがでしょうか。

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