概要
日本のホスティング会社もそろそろAI関連のサービスを出してくるようで楽しみです。さくらインターネットのサービス「高火力」の概要は下記です。
さくらインターネットは、2024年1月31日に、法人向けのクラウドサービス「高火力」の提供を開始しました。本サービスは、大規模言語モデル（LLM）や生成AIなどの開発に必要な、強力なGPUリソースを提供します。
特徴
本サービスは、以下の3つの特徴があります。
- 最先端のGPUを採用
本サービスでは、NVIDIAの最新GPUである「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を採用しています。NVIDIA H100 Tensor コア GPUは、従来のGPUと比べて最大で3倍の性能を実現しており、大規模言語モデルのトレーニングや生成AIの実行に必要な計算を高速に処理することができます。
[Image of NVIDIA H100 Tensor コア GPU]
- 柔軟な構成
本サービスでは、サーバー台数やGPU数、メモリ容量、ストレージ容量などを自由に選択することができます。そのため、用途や予算に合わせて、最適な構成を選択することができます。
- 高品質なサポート
本サービスでは、24時間365日、専門のスタッフによるサポートを提供しています。そのため、万が一のトラブルが発生した場合でも、迅速に対応してもらうことができます。
対象ユーザ
本サービスは、以下の分野の企業や研究機関を対象としています。
- 大規模言語モデルのトレーニングを行う企業や研究機関
- 生成AIを実行する企業や研究機関
- 科学シミュレーションを行う企業や研究機関
価格帯
本サービスの価格は、以下の通りです。
| 構成 | 価格 (月額) |
|---|---|
| 1台あたり8GPU | 304万6,120円 |
| 1年コミット | 274万1,508円 |
| 3年コミット | 243万6,896円 |
リリース時期
本サービスは、2024年1月31日にリリースされます。
まとめ
さくらインターネットの生成AIサービスは、大規模言語モデルや生成AIなどの開発を支援する、強力なクラウドサービスです。今後、さまざまな分野の企業や研究機関で利用されることが期待されていますがその他のホスティング会社も追従してくるでしょう。